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美味しいワイン No27 [ワイン]

No27 「CH.MAZEYRES (フランス、ボルドー地方、ポムロール地区)
     「シャトー・マゼール」(メルロー80%,カベルネ・フラン20%)
セラー3(1).JPG
CH.Mazeyres.png
 
 ボルドー右岸を代表する産地「ポムロール」に有る屈指のシャトーです。ポムロールといえばボルドー右岸の中でも世界遺産の街、「サンテミリオン」と並ぶ超有名な産地、メルローを主体とするワイン作りはあまりにも有名。私も大好きな産地です。

 ラベルにも描かれる美しい石造りのシャトーは、実に19世紀にはポムロールで最大の区画を持つ超有名シャトーとして名を馳せたものの、その後は衰退の一途を辿ってしまったが、1992年あのムエックス家がこのシャトーの復興に乗り出した、という物凄いシャトーなんです。ムエックス家とは、あの時価30万円「ペトリュス」を造っている超凄腕のムエックス一族のことです。ポムロールで最も大きな影響力を持ち、ボルドー右岸の名声を築き上げた、あのペトリュスを筆頭に数々の有名ワインを世に送り出す物凄い血族で、創業者ジャン・ピエール・ムエックス氏を継いで現在ペトリュスを造るのは息子のクリスチャン・ムエックス氏、そしてトロタノワ(時価3万円)を造るのが同じ一族のアラン・ムエックス氏。

 ボルドーワインは、単品種で造るブルゴーニュと違って、種類の異なる品種を混醸してワインを造る。この複数品種の調合(アッサンブラージュ)によって、世界に冠たるワインを造っているのがボルドーである。
「シャトー・マゼール」は、荒々しい味わいの中に潜むその上品なメルロー特有の果実味、そして「ポムロール」を象徴する、カベルネ・フランと調合(アッサンブラージュ)で柔らかい酸味に屈強なるタンニンやミネラルを感じさせる独特の風味を醸し出している。「ポムロム」のワインは上品さが際立ったワインが多いのが、楽しい。


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