上海マスターズ大会 2012

　男子テニスツアー・マスターズ・シリーズ（ATP1000）上海マスターズ大会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（中国/上海、賞金総額３５３万１６００ドル、ハードコート）

　第１４シードの錦織圭選手（世界ランキング１５位）は前週の「楽天オープン」の優勝の勢いで１回戦は貫録勝ち、続く２回戦も出だしは調子良く期待を持たせてくれたが、第２セットに入り足首を負傷し、Ｓ・クエリー（世界ランキング２２位・アメリカ）に６２．１６．４６の逆転で敗れた。昨年は準決勝まで進んだ大会、残念ながらポイントを失ってしまいましたね！残念。また昨年の躍進のきっかけとなった来週２２日からのバーゼル、翌週のパリへの出否を判断するということです。昨年得たポイントが消えますので、１１月初めは２０位位までランキングは下がるかな？怪我が一番の大敵、強い身体を創って欲しいですね。ガンバレ！

　今大会過去２度優勝の第３シードＡ・マレー（世界ランキング３位・英国）が世界王者で第１シードのＲ・フェデラー（世界ランキング１位・スイス）を６４．６４のストレートで下し、見事、決勝に駒を進めた。決勝は今大会の第２シードで、３連覇を狙うＮ・ジョコビッチ（世界ランキング２位・セルビア）と今大会の第３シードＡ・マレー（世界ランキング３位・英国）と対戦、結果は、マレー選手が５度のマッチポイントを逃し、ジョコビッチ選手が５７．７６（１１）．６３の大逆転で下し、見事、優勝を飾った。ジョコビッチは優勝賞金６６万９４５０ドルを獲得した。

＜豆知識＞
日本人選手の世界ランキング（１５日発表）
　錦織圭選手が前回の１５位から１つ下げ、１６位、添田豪選手は前回から２つ下げ５７位、伊藤竜馬選手は前回から２つ上げ６３位と発表された。（伊藤・錦織・添田選手）

　森田あゆみ選手は１０位下げ７７位、土居美咲選手は、前回から２１位上げ、自己最高ランクとなる１０２位、クルム伊達公子選手は先週から２位下げ１０５位と発表された。（土居・伊達・森田選手）