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安くて美味しいワイン No22 [ワイン]

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No22「CH.TOUR St BONNET」 (フランス・ボルドー、オー・メドック地区)
シャトー・ラ・トゥール・サン・ボネ」カベルネ・ソーヴィニョン45%,メルロー45%,カベルネフラン5%,プティ・ヴェルド5%

 実に1519年までその歴史を遡る資料が残る、なんと約500年の歴史を誇るシャトーで、現在ボルドーのクリュ・ブルジョワ級の格付けをもつシャトーです。

 ラ・トゥール・サン・ボネはボルドーの中でもポイヤックから北西に20kmほどのところにある、サン・クリストリ村の近く、ジロンド河に隣接した砂利の多い山の背という好立地に位置している。

 木製の大樽で醸造し、熟成もオークの大樽で18ヶ月熟成させてから瓶詰めされ、これにより、濃厚で深い果実味を持ち独特の落ち着いた苦味が、超完熟カベルネ・ソーヴィニョンの濃厚果実味に支えられ、深くてまろやかなメルローと相まって美味しい。

 世界最高の評論家パーカーさんは、実に30年も前から、このワインの大ファンで、毎年書き続けられるコメントには、【ラ・トゥール・サン・ボネは前からずっと私のお気に入りのクリュ・ブルジョワ級である。】と、世界で最も有名な評論家の心をも掴んで離さない、超お買い得ボルドー。

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安くて美味しいワイン No21 [ワイン]

No21「MARQUIS DE CALON」 (フランス・ボルドー、サンテステフ地区)
     「マルキ・ド・カロン」カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー20%、カベルネフラン15%

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 サン・テステフ村で最も古い、シャトー・カロン・セギュールのセカンドラベル。かつての当主セギュール侯爵は、ポイヤック村のラトゥール、ラフィット、ムートンの3大シャトーも所有していました。しかし侯爵の心は常にこのシャトーにあったため、ラベルにハートの形がかたどられたと言われています。
 オー・メドックで最も北にあるサンテステフは、ジロンド川の下流に位置し、土壌に粘土質が多く、ボルドーの中では、色調が濃く、果実の濃縮された香りを持つ、どっしりとしたボディのワインとなります。
カロンはファーストのカロン・セギュールよりも少なめの生産量なので以外と見かける事がありません。 カロンの持つ華やかで品のある香りと、豊かな果実味、柔らかくきめの細かいタンニン、程よいバランスの良いつくりで、最高の素晴らしいコスパーワインです。是非お試しを。

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安くて美味しいワイン No20 [ワイン]

No20 「LES COLOMBIEREES DE FEYTIT CLINET」 (フランス・ボルドー、ポムロール)
     「レ・コロンビエール・ド・フェティ・クリネ」 メルロー85%、カベルネフラン15%

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 『シャトー・フェティ・クリネ』のセカンドワイン「コロンビエール・ド・フェティ・クリネ」

 このシャトーはここ最近その復活ぶり目覚しく、あのロバート・パーカー氏も『長いこと凡庸さに苦しんで来たが、フェティ・クリネは、ここ3、4年で目を見張るほど良くなった。1998年以降のヴィンテージは秀逸に近い。明らかにもっと向上する余地はあるものの、以前に比べれば、その品質レベルは、はるかに高くなった。フェティ・クリネの復活は、ワイン通以外はまだあまり知られておらず、特に価格がまだリーズナブルなままなので、抜け目ない消費者はこれからのヴィンテージに注目すべきだ』と評している。

 その証拠に、『コロンビエール・ド・フェティ・クリネ』は、あの『シャトー・ペトリュス』が手放した途端、『シャトー・ル・パン』が買い付け、そのル・パンのジャック・ティエンポン氏に「現在のポムロールのこの価格帯のワインではNO.1のコストパフォーマンス」と言わしめ、しかも畑がトロタノワの近くである事も関係し、現地の超ビックシャトーの関係者達から、その安定した高い品質を評価され引っ張りだこ!事情を良く知るトップ達が狙うだけあります。
そして勿論、セカンドなのでよりお買い得に手に入るのです。

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OPUS ONE 2008 [ワイン]

OPUS ONE 2008」届きました。 
 ハワイで何時も行くワインショップ「FUJIOKA WINE」で今回9月に予約したのが届きました。既に、日本でもワインショップやネットで2万~3万円の間で買えるようですが、今回、2008年物の購入価格は1本、$185で税金が1本につき$15でした。
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 「ナパの2008年は、例年になく寒かった4月から残暑が続いた9月上旬まで厳しい気候が続き、それによりぶどうの枝葉が受けた。開花期は気温の変動が激しく多くの実が落ち、9月の残暑が長引いたため成熟が遅れ、果実が大きくならず収穫量も減少。オーパスワンの32年間のヴィンテージの中で単位面積あたりの収穫量が最小、しかし、まれに見る高い品質で力強さをもったぶどうが収穫出来た」と醸造担当者は語っています。
 ワイナリー(リリース)価格では210ドル。去年の2007年の195ドルとくらべてちょっと高め。前述の通り、2008年は難しい天候で、もっとも低い収量だったので、致し方無いかな?2008年はそれでも16500ケース、2007年は17500ケース。 ワインの出来栄えは、専門家の評価は軒並み2007年ヴィンテージよりは同点もしくは低い感じですが、ワインスペクテーターで92ポイント(2007年は94ポイント)、インターナショナルワインセラーで93ポイントとかなりの高得点。
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 「オーパスワンは、バラ香りが漂い、ビャクダン、カシス、コーラ、ブラックベリーの香り、そしてかすかなミネラルの風味が感じられる早熟で際立ったワインで、チョウジとダークチョコレートの香りがわずかに漂う後味を長く楽しめます。滑らかでまろやかなタンニン、鮮やかな酸味によるジューシーでエレガントな口当たりを包みます」とソムリエは語ります。
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 オーパス・ワン・ワイナリー (Opus One Winery) は、バロン・フィリップ・ド・ロートシルト (Baron Philippe de Rothschild) とロバート・モンダヴィ (Robert Mondavi) の間でカベルネ・ソーヴィニヨンに基づくひとつのボルドー・スタイルのブレンドをつくるコラボレーション事業として設立されました。カリフォルニアのサンフランシスコの北約100kmにあるナパバレー(ナパ渓谷)は全長50km、幅5kmの広大な盆地であり、盆地のために日中は暑く夜間は寒い気候です。 古くからの度重なる洪水によって堆積した地盤は、水捌けの良い土壌となっています。 こうした特徴から、ナパバレーはカリフォルニアの中でも特に良好な葡萄を収穫できる土地となっています。 今では全米のワイナリーの25%にあたる250のワイナリーがここに集中しています。1978年当時このワイナリー・ベンチャーの立ち上げは、ワイン業界での一大センセーションでした。ファーストリリースは1979年、自社畑から収穫したカベルネ・ソーヴィニヨン86%、プティ・ヴェルド8%、メルロー4%、カベルネ・フラン1%、マルベック1%のこのボルドー・ミックスは、繊細さと力強さを持ち合わせた深い味わいです。
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 オーパスワン(Opus One)とは、音楽用語で「作品番号1番」の意味で、『1本のワインは交響曲、1杯のグラスワインはメロディのようなものだ』、という考えのバロン・フィリップが命名したものです。オーパス・ワンのエチケット(ラベル)は、白地に金色と青で構成されたシンプルなデザインで、他に例のない特徴的なものです。 そこにはフィリップ・ロスチャイルドとロバート・モンダヴィの、今は亡き二人の設立者の横顔とサインがデザインされ、オーパス・ワンが二人の「作品」であることが示されています。


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安くて美味しいワイン No19 [ワイン]

No19「ESQUISSE DE LA TOUR FIGEAC」 (フランス・ボルドー、サン・テミリオン地区)
     「エスキス・ド・ラ・トゥール・フィジャック 」メルロー80%、カベルネフラン20%
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 サン・テミリオンのグラン・クリュ・クラッセのシャトー・ラ・トゥール・フィジャックのセカンドワインが「エスキス・ド・ラ・トゥール・フィジャック」です。このシャトーは、シャトー・フィジャックとシャトー・シュヴァル・ブランに隣接し、その名前からお分かりのように、もともとはフィジャックの一部でしたが、1879年に分割されました。畑はシャトー・シュヴァル・ブランの東方に、シャトー・フィジャックの南方に隣接しています。また、ポムロールの西方にも隣接しています。畑の中にラ・トゥール(塔)が建っていることからラ・トゥール・フィジャックと名付けられました。

 シャトー・ラ・トゥール・フィジャックの質感の良さに吃驚。90年代、サンテ・ミリオンにおいてシンデレラワインが数多く現れましたが、それに匹敵する様な非常に質感の良い目の詰まった柔らかなボディー、多分女性が飲んでも「このワイン美味しい!」と声がでるでしょう。本来のサンテミリオンらしいワインと言うことができるのではないでしょうか。

 シャトー・ラ・トゥール・フィジャックは¥5.000~¥6.000台で買えるお得なワインです。そのセカンドワインの「エスキス・ド・ラ・トゥール・フィジャック」その半分近いお値段で買えます。セカンドと云っても全く遜色は有りません。コストパフォーマンスの高いワインの一つです。

 そしてまたボルドーでは珍しく1997年からビオディナミを採用!畑での仕事の重要性を認識して、とにかく良好なぶどう造りを心掛けているようです。こちらはセカンドワインなので、リーズナブルでクオリティも最高です。ジューシーな果実味。タンニン、酸味がやわらかく、しなやかでソフトな口当たりですが、冷やかな上品さがあります

<豆知識> 
 近年ワイン作りに関して、ピオロジーとかビオディナミ(バイオ・ダイナミックス)と言う表記をされる事がある。ピオロジーとビオディナミの違いとは何であろうか?

 「ビオワイン」(Bio Wine)とは無農薬有機農法のブドウで造ったワインのことで、ビオロジックワインとビオディナミワインに分類できます。
 

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安くて美味しいワイン No18 [ワイン]

No18「CH.DE SALES」(フランス・ボルドー、ポムロール地区)
        「シャトー・ド・サル」メルロー70%,カベルネ・ソーヴィニョン15%、カベルネフラン15%

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 ポムロル村のワインは人気が高い上にほとんどが中小生産者のシャトーで生産量がとても少ない為に価格が高いのが唯一の欠点なのですが、シャトー・ド・サルは唯一の大型シャトーが故に他のシャトーよりも生産量が多いため、比較的ルーズナブルな価格で楽しめるワインです。生産量が多くても「毎年品質が安定した、信頼できるシャトー」と評価されています。

 ボルドーのワインは一般的に飲み頃になるまでにかなりの時間がかかりますが、メルロ種を主体にしたワインの方がカベルネ・ソーヴィニヨン種主体のワインよりもより早く楽しむことが出来るようになります。

 メルローが主体のこのワインは若いうちから楽しめるワインですが、10~12年は熟成する力も持っています。このワインの最たる魅力は、その愛らしく丸いタンニンに支えられた果実味の豊かな味わいです。

 嘗て、フランスのリヨンで星付きレストランに行った時、このワインがワインリストの中に有りました。それは超一流レストランでサーヴィスされるに値するワインと云う事でしょう。

 ワイン評論家ロバート・パーカー氏は、シャトー・ド・サルについて「ポムロールで最も楽しめるワインとなりつつあり、純粋で、しなやかで、艶とまろやかさをもつ惜しみのない熟した果実味と、みずみずしい、絹のような個性が評価されている。最近のヴィンテージは、とりわけ好調である。力強く、攻撃的で、樽香の強い、大柄なワインではなく、いつもすぐに飲むことができる。しかも早熟なスタイルにもかかわらず、優に10年から12年熟成を続けていくだけの力もしっかりと持っている。」と評しています。是非、お試しを。

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安くて美味しいワイン No17 [ワイン]

No17「CH.CHARMAIL」 (フランス・ボルドー、オー・メドック地区)
  「シャトー・シャルマイユ」メルロー50%,カベルネ・ソーヴィニョン30%、カベルネフラン18%,プティ・ヴェルド2%
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 2003年の格付けでクリュ・ブルジョア・シュペリュールに格上げされた、今注目のワイン。
このシャトーは近年、優れた技術者であるシャルマイユの指導下、更にワイン醸造学者のミシェル・クアスノンの協力を得て大きな進歩を見せているようです。これによってエレガントで優美で絹のように滑らかなコストパフォーマンスのよいワインです。非常にフルーティーで風味豊かで肉厚な深い味わいです。レベル的には、マイナーなメドック格付第5級ワインよりもしっかりしていますし、他の格付シャトーに十分匹敵する凝縮された果実味、ビターなタンニン、濃いボルドーが飲みたい人には最高の1本です。
 この価格で、このしっかりした味わいを堪能出来るなんて、ラッキーだと思います。こういった掘出し物が見つかると嬉しいですね。

<ワインのプチ情報>
 1855年メドック格付け(1級~5級)に入らなかったシャトーの中から1932年に3段階のクリュ・ブルジョワ級という格付けがなされた。
■クリュ・ブルジョワ・エクセプショネルCrus Bourgeois Exceptionnels(9銘柄)
Ch.Chasse-Spleen
Ch.Haut-Marbuzet
Ch.Labegorce Zede
Ch.les Ormes de Pez
Ch.de Pez
Ch.Phelan-Segur
Ch.Potensac
Ch.Poujeaux
Ch.Siran
■クリュ・ブルジョワ・シュペリュールCrus Bourgeois Superieurs(87銘柄)
■クリュ・ブルジョワCrus Bourgeois(151銘柄)


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安くて美味しいワイン No16 [ワイン]

No16 「CH.HAUT-CARDINAL」 (ボルドー・サンテミリオン)
       「シャトー・オー・カルディナル」 メルロー100%
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 カスティヨンにあるシャトー・プピーユのオーナー、フィリップ・カリーユ氏がサン・テミリオンで手掛けるシャトー。

 実は、現在のフィリップ・カリーユ氏がワイン造りを行うようになったのは、1985年ヴィンテージからで、彼で6代目になると言う、歴史あるシャトーなのです。カリーユ家が代々守ってきた。

 ブラックベリーやプルーンなどのフレッシュ果実!ジャムのような雰囲気!バランスがとれ丸みがあって豊かな口当たりの究極フルボディ、バランスのとれた飲みやすい美味しいサンテミリオン特級辛口赤ワインです。

 このようなワインがワインリストに書かれているレストランに出会うと嬉しいですね。
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安くて美味しいワイン No15 [ワイン]

No15「FEUDI DI SAN GREGORIO TAURASI」 (イタリア・カンパーニア州)
    「フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ・タウラージ」 アリアニコ100%
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 カンパーニャ州のワイン一大産地、人口約3000人の小さな村がタウラージ。ナポリの東に位置するタウラージは、ワインの名前でもあり、村の名前でもあり、この一帯はベスビオ火山の影響による火山灰質の土壌。イタリアのワインというと、北イタリアのピエモンテや中部イタリアのトスカーナが非常に有名ですが、その昔ローマ帝国時代は、南イタリアのカンパーニャがイタリアワインの一大産地。

 その後、大恐慌や戦争も重なりカンパーニャのワイン産業は大打撃を受けました。一時はカンパーニャワインも滅亡の危機にありましたが、1986年創業のフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社は世界に市場を開拓してカンパーニャワインの魅力を世界に広めました。ワイン造りの伝統を築いた教皇グレゴリオ1世に敬意を表し、“フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ”(聖グレゴリオの領地)を社名に冠したワイナリーとして見事復活。

 火山質の成分が豊かなこの地域で栽培される「タウラージ」はしばしば『南のバローロ、キャンティ・クラシコ』と呼ばれている。タウラージが造られるアリアニコ種はギリシアが起源の品種。ローマ帝国時代にも最上のワインを造る品種とされていたようです。アリアニコ100%のタウラージは輝きのあるルビー色、ミントやスパイスの香りがあります。引き締まった繊細な酸がワイン全体のバランスを整えています。『この味がこの価格なら絶対にお買い得!』と言い切れるほどです!!



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安くて美味しいワイン No13 [ワイン]

No14「CH.MAYNE LALANDE」 (シャトー・メイヌ・ラランド)
     フランス・ボルドー・リストラック・メドック地区 カベルネ・ソーヴィニョン45%、メルロー45%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%

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 元フランス大統領シラク氏が就任時大のお気に入りだった1本!! シラク氏が、大統領に就任していたころ、エリゼ宮のカーブにストックしていたと言われるワイン。しかもそのワインに惚れこんだのは、シラク氏だけに留まらず、超有名一流高級レストランでもその品質の高さが認められ、オンメニューされています !!

 なんと、ボルドー地方の中でも、リストラック・メドック地区という
まだまだ無名に近い地区から生まれる赤ワイン、近年クリュブルジョワ級からクリュ・ブルジョワ・シュペリュール級に格上げされており、現地フランスではもう既に人気爆発!どんどん注目を浴びつつあります !!!
近い将来、日本においても超有名になることは確定! 



 

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