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闘病記「潰瘍性大腸炎」 [闘病記]

「闘病記を書くきっかけは」
 長々と書きますので、情報が必要な方だけお付き合いください。
2013年に「血管内大細胞型B細胞性リンパ腫」と告げられた時に、ネットで検索しても情報が少なく、「血液のガン」「月単位で進行する」「余命は2~3年」「抗がん剤投与」ぐらいの情報しかなく、あとは医師が発表した論文が多く、素人には理解不可能な文章ばかりで不安が募っていましたが、たまたま62歳の男性(私は当時63歳)が約1年の抗がん剤投与で元気に退院した経緯を書き綴ったブログを発見!当時、それを涙して読んだことを昨日の事の様に覚えています。それがきっかけで、同じ病の方に少しでも「希望」を感じてもらえたら!と思い、私もブログを書き始めました。現在私のブログやFBのフォロアーの中にはご家族が同じ病にかかって居られる方々が居られ「澤田さんのブログを印刷し家族に見せて元気を分けて貰っています」云々のメッセージを何度か頂きました。そんな方々の為にも・・・・・・!
今回も「闘病記」書きます。

「潰瘍性大腸炎」に起因する大腸癌の考察
大腸全体に広がっていた「潰瘍性大腸炎」の全大腸型で長らく患うと大腸癌を起しやすいと言われています。(10年で1-2%、15年3%、20年2-8%、25年4-12%。一般の発生率は0.3%)炎症部分が広い方が癌化する率も上がり、癌化しても潰瘍や炎症の治りかけや治った跡と見分けが付き難い場合があるので、潰瘍性大腸炎発症10年以上では年に一度は大腸癌の内視鏡検査をするのが常で、私もこの30年間、数え切れぬ程の検査を行ってきました。
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 幸いこれまでの私は直腸やS状結腸に現れた「表面隆起型」や「表面平坦型」病変は病理検査の結果は「癌化」しておらず3度の「病変剥離手術」を行いましたが、今回新たに横行結腸で見つかった「表面陥凹型」病変は病理検査の結果「早期大腸癌」と診断されました。
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大腸癌に於ける早期癌と進行癌との違いは、その大きさ(横への広がり)よりも大腸壁への浸潤度合い(深達度)で見分けられている。大腸壁全層は3mm~5mmで、胃壁の約1/2の厚さ。「早期癌」は粘膜と粘膜下層迄、更にその下の筋層や漿膜(しょうまく)下層や漿膜、それ以上迄、浸潤されているものを「進行癌」と規定している。
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 一般的な「大腸癌」の処置と、私の場合の様に、過去に大腸内にびらんや潰瘍が発生する罹患者とでは、その施術処置方法やその予後に大きな違いが生じるので、主治医の方々は、患者の年齢やライフスタイル、等々を勘案しながらもあらゆるリスクを考慮してプランを組み立てるのですが、施術してみなければ正確には判断できないのが現実です。なぜならば一般の方と全大腸型の潰瘍性大腸炎を患った私の様な患者とでは、長年患った間に受けた腸管のダメージ度合いが不明だからです。しかも全腸型の患者の場合は腸内に数多くの傷跡(潰瘍跡)が有るので、どこの部分がいつ癌化するかが不明な点も加味すると、施術方法の決断には患者との充分なるインフォームドコンセントが事前に必要となります。今回の「表面陥凹型」大腸癌の手術は、根を残し時が経てば「進行癌」となり血液やリンパの流れに乗って別の臓器や器官に移動「転移」する可能性大なので、完全摘出が可能なのか?大腸の部分切除&縫合が可能なのか?はたまた大腸全摘か?
さて、今回の私の場合はどうなるのでしょうか?またご報告いたします。


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