中高年のテニス(その賢い戦い方) [テニス伝習(レッスン)記]
「身体的体力に負担をかけず、いかにしたら最大の効果を上げる戦い方が出来るか」
2010.06.19版の講習目的の2つ目
[2] 「意思のこもった生きた返球」(2010.10.31の続き)
4]「生きた返球」をするための打球条件(2010.08.24)
「ボールの当て方」の厚く、薄く、その中間とは、ラケットの握り方(グリップ)では無く
ラケット面とボールとの接触幅・接触角度の事です。
① 厚く(ラケットに当てる)
1.打球イメージ
本来の厚い当たりとは、ラケット面の向いている方向へフォローをとる。
ラケットの動く方向と打球方向がほぼ一致。ボールの重さをまともにラケット面で感じる。
俗に言うフラットの当たり、と思いがちですが、このレッスン記でのテーマである「上から
下の振り」での厚い当たりは、「後ろから前」のフラットの打球イメージと多少異なります。
腕やラケットの動きは「上から下」へ動かしながらも、
*ラケット面とボールとの接触幅を広く。
*接触角度を少しでも鋭角に保ち。
*「薄め」の当たりよりも、ボールの重さをラケット面で感じられる。
*しっかりとした当たり。
2.飛球イメージ
*ボールの回転数が比較的少ない。
*加速、もしくは同速の飛球速度となる。
*球筋が綺麗で、読みやすい。
3.ゲームでの使い方
*打ち破る、打ち崩す、留めを刺す事等が出来る場面。
*第一サービスやチャンスボール。
*自分の態勢に余裕が無いので、ボールとラケット面を正面衝突させるような返球。
*自分の態勢に余裕が有り、深く打ち込める時。
*相手の態勢が崩れ、スピードボールで無くても決められる時。
上からの振り(スライス・アンダースピン)でも厚い当たりで最大の動き(振り)、
最小の動き(振り)、薄い当たりで最大の動き(振り)、最小の動き(振り)を
体験し、数を重ね、是非、体得して下さい。
では、次回。
2010-12-18 08:41
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